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平成28年度からの高校入試変更点

平成28年度からの高校入試変更点

~東京都立高校の入試制度~

都立高校の入試は大きく分類すると、「推薦入試」と「一般入試」に分けられます。
選抜試験は普通科は募集定員が男女別に決められていますが、専門学科、総合学科、普通科のコース制・単位制は男女合同の選抜となっています。

・推薦入試 

都立高校の推薦入試は、いわゆる学力テストがなく、一般入試に先んじて1月下旬に行なわれるため人気が高く非常に狭き門となるケースが多いようです。推薦入試には「一般推薦」と「文化・スポ-ツ等特別推薦」があります。

都立高校の推薦入試の募集人数は、普通科で募集定員の20%(コース制30%)まで、専門学科、総合学科などでは30%(商業科は20%)までとなっています。
都立高校の推薦入試はどのような方法で選抜されるのか、選抜に用いる資料や選抜方法について説明します。

1. 調査書
3年次の9教科を評定か観点別評価のどちらかで点数化します。
ほとんどの高校が評定を用いますが、どちらを用いるかは各高校が判断して、事前に公表しています。

2. 自己PRカード
「志望理由」と「中学校生活の中で得たこと」と「高校卒業後の進路について」を記入します。点数化されませんが、面接資料として用いられます。

3. 面接・集団討論
全校で個人面接と集団討論が実施されます(エンカレッジスクールは個人面接のみ実施)。
個人面接の時間や面接官の人数などは各高校によって異なります。
集団討論の実施方法も各校様々ですが、受験生5~6名で30分程度の学校が多いようです。

4. 作文・小論文・実技などの検査
面接・集団討論の他に、作文・小論文・実技などの検査から1つ以上実施されます。
どの検査を実施するかは各高校によって異なります。

調査書、個人面接及び集団討論、作文・小論文・実技等の検査は、各学校が定めた基準により点数化され、その合計点(総合成績)によって選考されます。その際、調査書点の総合成績に占める割合の上限は50%までとなっています。各学校により調査書や検査の配点は異なります。
以前はほとんどの学校で、調査書(内申点)の割合が高い推薦入試の選抜でしたが、現在は調査書の配点の割合が全体の50%までとなっています。また、どの高校でも面接・集団討論のほか、作文や小論文・実技などの検査が必ず実施されるようになっています。
これらの検査の結果が配点の50%以上を占めているため、事前の準備を十分にしておけば、内申をカバーでき、合格のチャンスは広がってきます。

 

・一般入試  来春28年度入試より内申の換算方法が変わりました

都立高校の一般入試は学力検査点と調査書点を合計した総合得点順に選抜されます。 学力検査点は700点、調査書点は300点、総合得点は1000点満点です。 面接や実技を実施する学校ではさらにそれらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

1. 調査書
3年次の9教科の評定を使用し、下記のように調査書点を算出します。

① 換算内申を算出
   入試科目である5教科はそのまま積算し、実技4教科は2倍します。

換算内申を算出

※これまでは実技4教科を1.3倍(3教科入試校の場合は社会・理科を含めた6教科を1.2倍)していました(51点満点)が,平成28年度入試から上記のような計算方法に変更されました。
② ①で算出した換算内申を300点満点に拡大

換算内申を300点満点に拡大

2. 学力検査
学力検査は5教科(国語・数学・英語・社会・理科)で、各教科100点満点です。
5教科合計の得点を700点満点に拡大した数値が学力検査点となります。

換算内申を700点満点に拡大

※これまで一部の学校では3教科入試(国語・数学・英語)を行うケースもありましたが、28年度より全日制課程は全校が5教科入試となりました。また、学力検査と内申の比重についても、全校が7:3に統一となっています。(従来は「7:3」、「6:4」、「5:5」、「4:6」の中から各校が選択)。
定時制課程の入試科目は3~5教科の間で各校が選択、学力検査と内申の比重は6:4に統一されます。
入試問題は基本的には全校共通ですが、国・数・英の3教科を独自の問題で行うグループ作成問題実施校もあります。
[グループ作成問題実施校]

進学指導重点校日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立
進学重視型単位制高校新宿・墨田川・国分寺
中高一貫教育校大泉・富士・白鴎・両国・武蔵 

グループ内は基本的に同一の問題ですが、一部各校独自の問題に差し替えられることもあります。

3. 各校独自の検査(面接・作文・小論文・実技等)
一部の高校で実施されます。実施する場合は、点数化して合計点に加えられます。

 

~東京都の私立高校の入試制度~

私立高校は、入試日程や選抜制度などを各校が独自に決めています。したがってその内容は様々ですが、都内の私立高校は大きく分類すると、1月下旬に実施される「推薦入試」と2月中旬に実施される「一般入試」に分けられます。
 

・推薦入試

基本的に学力試験はなく、主に面接と調査書により選抜されます。都内私立高校の推薦入試では、通常中学校の先生と高校の先生との間で行なわれる「事前相談」を経てから出願することになります。この「事前相談」のベースとなるのが「推薦基準」で、高校側から具体的な数値で示されます。ほとんどの高校では「内申」を基準数値としています。事前相談で推薦基準をクリアしていればほとんど合格という学校もあれば、推薦基準は出願のための最低ラインという学校もあり、基準数値の意味も学校によって違ってくるので注意が必要です。また、受験生の学力を見極めるため「適性検査」を実施する学校もあります。この場合の「適性検査」は、学力検査に近いもので、相応の対策が必要となります。志望校の推薦入試形態をよく研究しておきましょう。

・一般入試

ほとんどの学校が国数英の3教科と面接での選抜となります。調査書も提出しますが、都立高校のように点数化はされません。
推薦入試とは別に、第1志望優遇制度や併願優遇制度などを実施している学校も多くあります。これらの制度も、基本的に中学校の先生と高校の先生との「事前相談」が必要となります。その際も内申基準をベースに相談がなされます。一般入試でも優遇制度を利用して受験した方が有利に扱われますので、志望校でどのような制度が実施されているのかよく調べておく必要があります。

 

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